アラビアンナイト (マジック:ザ・ギャザリング)
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アラビアンナイトは、マジック:ザ・ギャザリングの最初の拡張カードセットである。ジンや砂漠など、千夜一夜物語の世界を背景にしている。
シンボル
[編集]マジック:ザ・ギャザリングのデザイナーであるリチャード・ガーフィールドは最初、このセットを(後のアイスエイジ・ミラージュのように)単独で遊べるセットにしようとしていた。そのため、最初は裏面のデザインを基本セットの物と変えようとしていた[1]。
ところが、この案はプレイヤーたちからの反対にあった。裏面が違うと、基本セットと混ぜて使うことが出来なくなるからである。そこで、裏面はそのままでアラビアンナイト収録のカードと分かるように、イラストの下にシミター(曲刀)のマークをつけることにした。以降のセットもこれに習い、セット固有のマークがつけられている。
有名なカード
[編集]- Bazaar of Baghdad: 「カードを引く」「カードを捨てる」の二つの効果を同時に発生させる土地。目的のカードを早く引く、特定のカードを墓地に送るなど様々な使い方ができる。
- 真鍮の都: 任意の色のマナを発生させることができる土地。クロニクル・第5版で再録され、第8版まで使用された。
- Library of Alexandria: 手札が7枚あればもう1枚カードを引くことができる土地。その強力な効果から「パワー・ナインの10枚目のカード」と呼ばれることがある。
- Ring of Ma'rûf : ゲーム外にあるカード(使用してゲームから取り除かれたもの・最初からデッキに入っていないもの)を使用することができるカード。
- Shahrazad: ゲーム中に別のゲームを行うカード。